絹の道&夢の旅 5日目
武威市 天梯山石窟


北凉王の沮渠蒙遜(そきょもうそん)が凉州の高僧昙曜(どんよう)と多くの能工巧匠を召集して開削させたもので、その後、北朝、隋唐、西夏、明清の時代を通じて継続的に建設され、1600年以上の歴史を有しています。中国で最も早く開削された石窟の一つであり、中国初期石窟芸術の代表的存在です。学術界では「石窟の鼻祖」として知られており、「歴代にわたり修築が続き、文物が層状に分布している」という特徴は、天梯山石窟の壁画や彫刻に見られる大きな特色です。凉州八景の一つである「天梯積雪」という自然景観でも知られています。
武威市 クマラジュウ寺




西暦385年にインドから中国に渡来した高名な訳経僧、鳩摩羅什(クマーラジーヴァ)を記念し、仏法の弘揚や経典の翻訳における彼の功績を讃えるために建立されました。約1600年の歴史を持ち、五涼文化、漢伝仏教、西域仏教の研究において貴重な遺産となっています。クマラジュウ(鸠摩罗什、344年~409年、中国名:童寿)は、中国仏教史において四大翻訳家の筆頭であり、仏教経典の翻訳史における新しい時代を切り開きました。
武威市 雷台漢墓




甘粛省武威市に位置する後漢時代の墓で、1969年に偶然発見され、その後の発掘で多くの貴重な文物が出土しました。
墓から出土した青銅製の馬「馬踏飛燕」は、その見事な造形で知られており、シルクロードの象徴とされています。雷台漢墓は石積みの大きな墓で、2基の墓が土塁(雷台)の下に築かれています。
武威市 文廟




歴史的な孔子廟で、明代の1437年から1439年にかけて建設され、その後何度も修復されました。主な建物には、大成殿、尊經閣、文昌宮などがあります。「廟学合一」(廟と学が一体化)、「文昌宮」と「孔廟」が共存しつつ異なる役割を持つ「三足鼎立」の全体的な構造を保持しており、明代から民国に至る各時代の建築様式を残し、特に斗栱(とうきょう)や梁架(はりがね)結合部において河西地方特有の濃厚な特色が見られます。
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