絹の道＆夢の旅　3日目

天水市 麦積山石窟

麦積山は、険しい岩山であり、その岩壁に数百の石窟が彫られています。
粘土彫刻と石床粘土彫刻を主な芸術とすることで有名で、北朝時代の最も完全な彫像製作システムを保存している中国唯一の石窟、且つ北朝時代の断崖亭式建築の例を保存している中国唯一の石窟でもあり、「東方彫刻芸術館」と称され、世界最高の石窟洞窟の一つに挙げられています。 中国の「四大石窟」の一つであり、世界文化遺産に登録されています。

蘭州市 概况

蘭州市（ランチョウシ、英語名：Lanzhou City）、略称は「蘭（ラン）」、「皋（コウ）」。別名は金城（きんじょう）。中国甘粛省に属する地級市であり、省都でもあります。蘭州市は国務院により西部地域の重要な中心都市、全国規模の総合交通ハブ都市として認定されています。また、西北地域の先進的な製造業拠点、地域的な科学技術革新の高地としても知られています。中国北西部、甘粛省の中央部に位置し、中国の陸地版図の幾何学的中心にあります。蘭州市には5つの区と3つの県があり、市全体の総面積は13,085.6平方キロメートルです。
蘭州市は温帯半乾燥気候に属し、山地、丘陵、山間盆地、河谷という4つの地形単位を有しています。市街地の平均標高は約1,500メートルで、地勢は全体的に南が高く北が低い傾向があります。市内の河川は黄河流域に属しています。中華人民共和国成立後、蘭州市は国家の重点的な工業基地の一つとして指定され、石油化学工業、装備製造、生物医薬、新素材の重要な基地となっています。
蘭州市は甘粛省の政治、文化、経済、教育の中心地であり、歴史深い黄河文化の名城でもあります。秦朝以来、2000年以上の都市の歴史を持ち、古来より「四域を連絡し、万里を襟帯する」と称される交通の要衝および軍事の要塞としての役割を果たしてきました。「黄河の真珠」という美称でも知られています。